ぴなもとの人生を変えてくれた本たち~言葉を通じて自分を変えよう~
ぴなもとです。
この記事は、ぼくが生涯出会ってきた本の中でも最も影響を受けてきた本を厳選してご紹介するページです。
ぼくの人生では、友人やイベントなど、体験による影響も多いのですが、
たくさんの読書を通じて変わってきたことが、他の人と比べても多いと思っています。
苦しい時や行き詰まったときに、たまたま出会った本を読み尊敬する人の知恵を借りては乗り越えてきました。
このブログで書き続ける言葉も、これらの本を読み続けることにより蓄積し続けてきた、軌跡のようなものです。
今回、そんなぼくの人生に、最も影響を与えてくれた本のみを厳選して紹介します。(随時更新中!)
目次
哲学・カルチャー
クォンタム・ファミリーズ / 東浩紀
この本は、人生が一回しかないことの意味をテーマとする小説です。
主人公が並行世界を行き来し、複数の未来(可能性)と閉ざされてしまった世界(過去)の狭間で葛藤する。
その中で一回しか出会えない体験を奇跡と考え、その中で小さな幸せを見つけては大事にして尊重し生き続けていく。
結局、世の中ってそれしかできないのではないか。
いろんなことを考えさせられる小説です。
これはぼくの以下のブログでも取り扱っています。
父として考える / 東浩紀・宮代真司
これは東浩紀さんと宮代真司さんの育児体験を通じて得た子供とのコミュニケーション論となっています。
たとえばお受験の意味だとか、コミュニケーションが出来ない子供を生む意味だとか、大学院に行った自分の経験から何が幸せだと思っているのか。
たとえば受験戦争に勝った学生が食堂で一人でご飯を食べているよりも、
ちょっと友達たくさん作れて恋人作れたりする人の方が明らかに幸せだとか、
今更だけどそんなことを高学歴の2人が言ってるから説得力があります。
また、最近はDINKS家族(子供が作らない夫婦)とかも増えていますが、
子供はお金がかかりコミュニケーションも出来ない。
でも生むことに意味があるんだ。
という結論なので、そういった方にも読む価値があると思ってます。
東さんと宮代さんの本はかなり読破したんですけど、
この本は対談形式で最もとっつきやすいので挙げさせていただきました。
日本文化の論点 / 宇野 常寛
ぼくはもともとアイドル好きだったのですが、
最初のほうはいわゆる在宅ヲタク(イベントに行かずネットやテレビのコンテンツを消化するだけの人)でした。
そしてこの本も、アイドルイベントそのものではなく、
アイドルを論じた評論本の位置づけの部分が多いので、
アイドルイベントに行くきっかけを与えてくれた本に近いです。
また、実際のこの本はアイドルイベントは一章分に過ぎず、
あらゆる日本の若者文化を論じている読みやすい本なのでおすすめです。
投資
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ / 橘玲
この本は僕はツイッターで何度も紹介しているのですが、
本当に一度は読んでください。
お金持ちになるひとってどんな人だと思いますか?
凄く収入が多い人だと思いますか?
答えはそうではありません。
それは当たり前の答えなのですが、
ただ、この本の中にそのお金持ちになれる方程式が記載されています。
その方程式に従えば誰でも一億円を手に入れることが出来ると断言しています。
そんな本です。
図解 山崎元の お金に強くなる! / 山崎元
こちらは投資を始めるときに一番始めに読んだ本です。
山崎元さんは確定拠出年金などの税制メリットのある制度を利用して、
最もリスクの低いインデックスファンドと呼ばれる金融商品と国内株式を保有することから資産運用をスタートすることを勧められています。
投資をする上でこんなにわかりやすい本はないと思います。
他の入門書ってテクニカルチャートだとかやたら紹介していますが、
この本の手法は、スタートしたら、ほったらかし投資ができる運用手法です。
不労所得ってこういうことなんだー!!って考えさせられる本だし、
投資を始める前にまずは一冊読んだ方が良いです。
ぼくの運用手法については以下のようなブログも読んでみてください。
ミニマリスト
ぼくたちに、もうモノは必要ない。- 断捨離からミニマリストへ / 佐々木 典士
この本は、最近話題となっているミニマリストの生態を実際の体験談を通じて紹介している本です。
ミニマリストって実際こういう人なんだーってのを知るのに最も早い方法がこの本を読むことです。
ミニマリストになろうと思った理由は、この本だけでなく、上記の橘玲さんの本の影響もあります。
ミニマリストになるために捨てたもののリストとかも凄く参考になりました。
実際ぴなもとが捨てたものについては、以下のような記事も読んでみてください。
まとめ
今回、ぼくが影響を受けた本を紹介してみました!!
前半の方は大学学部時代に読んだ本ですね。
あのときは時間がありましたが、今より行き詰まっていたので、
あのときの読書体験がとても人生を充実させていると思っています。
皆さんも、時間のあるときに、行き詰まったときに、
ふとこのブログを思い出してくれて本を手に取ってくれたら嬉しいです。