転職を考えよう~ビジネスマンの基礎知識である新しい市場~

転職を考えよう~ビジネスマンの基礎知識である新しい市場~

ぴなもとです。

今回は、転職についてです。

新卒から4年働いてるぴなもとですが、

なぜ転職なのでしょうか??

ネガティブな印象が強かった転職の変化

転職市場は、以前の年功序列、終身雇用の時代はネガティブな印象でした。しかし、今は状況が変わってきています。

転職は、時には「必要」なのであって、冒頭の問いは、転職が「好きか」・「嫌いか」だけで答えられる問いではない。 今や、 転職の仕方 は、働く個人の全てが知っておく方がいい「ビジネスの基礎知識」の一つになっ た。

また、もう一つの社会の変化として、幸いなことに、世の中の人々の転職に対する見方が、かつてよりもずっと好意的なものになった。かつては、転職は、失敗や挫折、あるいは勤務先に対する裏切りのように見られることがあったが、今では、ごく普通のことだと見てもらえるようになったし、時には「転職できることは、素晴らしい」と褒めてくれる人さえいるようになった。

山崎元. 一生、同じ会社で働きますか? (Kindle の位置No.21-22). 文響社. Kindle 版.

新卒一括採用で内定をもらったが、

「能力は十分なのに、ミスマッチにより業種を変えたい」

「残業でお金を稼ぐよりも時間の自由が欲しい」

など多様な働き方を選択する上で、選択の一つとして身につけるべき技術の一つとなっています。

転職の基本原則

“20代のリアル転職読本”によると、転職で可能になることに関しては、概ね以下のような原則があるようです。

あまり知られていない〝転職の事実〟の代表的なものは次の通りです。

・雇用は需要と供給のバランスで成り立っている
・採用は志向性よりも適性を重視してなされる
・所属する企業よりも何ができるかで強さは決まる
学歴よりも職歴のほうが遥かに重視される
・選考では適性検査が面接よりも重視されることがある
・やりがいの大きい人気のある仕事ほど給与水準が低くなりやすい
・ホワイト企業の中にもブラック部署はたくさんある
職種を変える転職は基本的に25歳まで
業種を変える転職は基本的に29歳まで

鈴木康弘. 20代のリアル転職読本 (Kindle の位置No.148-154). . Kindle 版.

 

50年かけてやりたい仕事を考える場合

上記のように、業種を変える場合は20代後半が転職の折り返し地点になります。

つまり、”社風が合わない”だとか、”IT企業勤務だけどユーザ企業とか異業種で働きたい”、”ついでに残業時間や福利厚生などのメリットも見直したい”

といったケースは20代で転職した方が良い場合がありそうです。

また、ついでに「時間×お金×自由」のどこを強化し、どこを売却するかで人生のバランスをリバランスすることが出来ます。

新卒から失うもの

もちろん、20代で転職した場合、以下を捨てることになります。

・同期などの新卒採用時の仲間
・「新卒だからしばらくは育てる」などという会社姿勢
・転職時の期間のボーナス
・退職金の一部(企業年金がある場合は失います)

これらを考慮して転職しなければなりません。

転職する前に準備をしておこう

以下のようなスキルは転職以降でも引き続き効力を発揮します

・確定拠出年金の引き継ぎ
・節約
・投資
・ブログ収益

こういったノウハウがあれば、お金を減らしても他の「お金・時間・自由」など、重要視したい項目に傾斜をあげる転職も可能になってきます。

まとめ

たとえば20代後半で転職する場合は、異業種への転換が可能です。

ただし、ビジネスの基礎はもっていて、今持つスキル(たとえばITスキルを生かしつつ異業種へ行くなら、社内SEなど)を考慮した転職の方が良さそうです。

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